Loading...
Our Services

あと施工アンカーとは?

耐震補強に置けるアンカーは鉄骨補強剤や補強壁を既存のコンクリートに緊結させる役割になります。

下の図のように、母材コンクリートの硬化後に穴を空けてから穿孔を行い、固着させるアンカーの事を「後付けアンカー」といいます。

後で施工するアンカーなので、「あと施工アンカー」と呼びます


接着系アンカーの場合

一般名称としては「ケミカルアンカー」と呼ばれます

断面図のように既存のコンクリート躯体に穴を空け固着剤を入れます

そこに接合するアンカー本体あるいは、アンカー筋を埋め込む方法です

特徴

カプセル内の接着剤が化学反応を起こし固着します

コンクリートに穴を空ける時にドリルを使うと砂利を避けながら穿孔するため、微妙に穴が蛇行しています

その穴に樹脂を硬化させると埃の多い内面でも穿孔形状で固定されるため抜けなくなります。

ケミカルアンカーの役割

鉄骨ブレース工法

鉄骨ブレースを使った場合、鉄鋼補強材や鉄筋補強壁と既存の鉄筋コンクリート骨組みを緊結させるのが、あと施工アンカーの役割です。

地震が起こったとき、鉄骨ブレース工法の場合どのような力の流れになるのかは図の通り

地震発生により構造物の梁にさようした地震の力は梁に打ち込まれた「あと施工アンカー」に伝わり、その力がコンクリートを伝わって、鉄骨ブレースに繋がっているスタッドボルトへと伝達されたのちに鉄骨ブレースへと伝達し、力を逃がします。

ケミカルアンカーは、耐食性、対振動性、固着力であと施工アンカーを既存コンクリートに強固に固着します